2012年10月28日日曜日

自宅の有線LANの配線いじり直しでようやくギガビットに

今の家に住み始めたのが8年前。家庭内LANを引くするために、当時CAT5eのケーブルを配線してギガビット化した...つもりでした。

ところが、家の中の5箇所の接続口を確認すると、何と2箇所が100Mbpsでネゴシエーションされてました。(゜o゜)

5箇所全部が100Mbpsであればルータの問題ですが、一部だけが100Mbpsであればケーブル側の問題です。

さすがにケーブルを張り直すのは面倒なので、まずは情報モジュラジャックの配線をし直すことにしました。

結果、2つの接続口もギガビットになりました~!(^o^)/

ネゴシエーションが100Mbpsになっていたのは、LANケーブルと情報モジュラジャックの端子との接触が不十分だったのが原因のようです。マイナスドライバでギュ~っと押し込んだら1Gbpsでネゴシエーションされました。

ちなみに、8年前に買った情報モジュラジャックは、こちらのページに紹介されているようなキャップ付きではありませんでした。
おそらくカバー付きの情報モジュラジャックも売っていたと思うのですが、キャップで押し込んで確実に接触させるありがたみが分かっていなかったんだと思います。

なので、ご自分で家庭内LANを引く場合はカバー付きの情報モジュラジャックをおすすめします。(^o^)

ちなみに、LANの機材を買ったのは、秋葉原の愛三電機です。

2012年9月20日木曜日

Joruri CMSインストールしてみました。

VirtualboxでCentOSを立ち上げた後、CMS(コンテンツ管理システム)のJoruri(ジョールリ) CMSをインストールしてみました。

(1)Joruri CMS導入の目的

Joruri CMSは、 全国の市町村などのポータルサイトとして続々と導入されているCMSです。(こちらが導入事例。)

このJoruri CMSを使って、某スポーツの県団体のポータルサイトを(私は広報の責任者なので)作ってみようと考えています。

現在のホームページのメンテナンス手順は、以下の通り。
  1. 各メンバーが投稿記事をホームページの管理人にメールで送る。
  2. 管理人が加工して公開する。
  3. 各メンバー(もしくは自分)が内容をチェックする。
ホームページの情報が全て管理人に集中するので、管理人がホームページ全体をコントロールしやすいのですが、内容チェックの後に細かい微調整の時はメールを何度もやりとりしなければならず手間がかかります。

そこでJoruri CMSに期待しているのが、以下の機能です。

日々の更新業務は、対応ブラウザにより記事の登録・承認・公開の手順のみで行えるので運用が簡単です。

この機能があれば、各メンバーが直接ホームページに投稿でき、責任者がチェックして公開できるはずです。否が応でも期待が高まります。


(2)Joruri CMSのインストールは意外にあっさり(^o^)

そのJoruri CMS、試しに仮想サーバにインストールしてみた所、あっさり動作しました。(ダウンロードサイトはこちら

MySQL、Apache、Rubyを詳しく知らなくても、インストールマニュアルに沿ってインストールしただけで動きます。Linuxのコマンドの知識、viエディタの操作、途中で詰まったら検索サイトで調べることができればOKです。

Joruri CMSの推奨サーバ環境はCentOS 5.4ですが、自分の仮想サーバはCentOS 5.7です。インストールエラーも出なかったし、基本的な動作は問題なくできています。

設定が完了すると、デモサイトと全く同じ画面が出てきます。明日からは、これをシステム管理者権限でいろいろカスタマイズしてみようと思います。


(3)おまけ ~ シンクロニシティとは、まさにこの事! ~

最後に、Joruri CMSを使ってみようと心を動かされたサイトを紹介します。
大槌町ホームページ復興の物語

2012年9月19日水曜日

VirtualboxでノートPCに仮想サーバを立てNW設定で苦戦

ThinkPad T520を購入した目的は、自分のホームページをリニューアルするため、中に仮想サーバを複数立て、いつでもどこでも設定できるようにするためでした。購入してからまとまった時間が取れず、今ようやく第一歩を踏み出し中です。



ノートPCの中に仮想サーバを立てるため、Virtualboxを使いました。その中のネットワーク設定でハマったことをメモしておきます。

(1)システム情報

ホストOS:Windows7 64bit
ゲストOS:CentOS 5.7
Virtualbox:4.1.20

(2)利用要件
  1. ゲストOSを固定IPアドレスにしたい。
  2. ホストOSからゲストOSにアクセスできるようにしたい。
サーバにWebアプリケーションをインストールする際、固定IPアドレスが必須であり(=要件1)、LinuxだけでなくWinodwsからもアクセスできるテストがしたい(=要件2)、というのが要件になります。

(3)Virtualboxのネットワーク接続について

ホストOSとゲストOSとがどのように接続されるのか、こちらのサイトを見て理解しました。
どうやら、私の要件に合うのは、「NAT + Host-Only Adapter」らしいです。

次に実際の設定方法が書かれているサイトを探しました。Macの設定ですが、こちらが分かりやすかったです。
ポイントは、以下の3つです。
  1. Virtualboxの「ファイル(F)」→「環境設定(P)...」→「ネットワーク」で設定されている「ホストオンリーネットワーク」のデフォルトIPアドレスは、192.168.56.1であること。
  2. Virtualboxの仮想サーバ側の「設定(S)」→「ネットワーク」で、「アダプタ2」に「ホストオンリーアダプタ」を設定すること。
  3. ゲストOS(CentOS)側の「システム」→「設定」→「ネットワーク」で、eth1に固定IPアドレスを設定すること。

(4)ポイントとなる部分の設定

ポイント1:Virtualboxの「ファイル(F)」→「環境設定(P)...」→「ネットワーク」で設定されている「ホストオンリーネットワーク」のデフォルトIPアドレスは、192.168.56.1であること。
ちなみに、192.168.56.1以外でもOKです。(「56」の部分がポイント3と設定が合っていればOK。)


ポイント2:Virtualboxの仮想サーバ側の「設定(S)」→「ネットワーク」で、「アダプタ2」に「ホストオンリーアダプタ」を設定すること。

(注意)仮想サーバはすでにインストールされていれ、起動できる状態になっていることが前提です。(ここでは仮想サーバにCentOS 5.7をインストールしましたが、インストール方法については別サイトをご覧ください。)

普通に設定すると、「アダプタ1」は、デフォルトで「NAT」が選択されているはずです。

 さらに「アダプタ1」で「ホストオンリーアダプタ」を選択します。
(注意)アダプタ1のタブを選べない場合は、仮想サーバの電源をOFFにしてください。(私もハマりました。)




ポイント3:ゲストOS(CentOS)側の「システム」→「設定」→「ネットワーク」で、eth1に固定IPアドレスを設定すること。

普通に設定すると「eth0」は「dhcp」が選択されているはずです。

さらに「eth1」は「固定のIPアドレス設定」を入力します。
「アドレス(A)」は、192.168.56.2 (末尾は2〜99の範囲)(注1)
「サブネットマスク(S)」は、255.255.255.0
「デフォルトゲートウェイアドレス(T)」は、192.168.56.0 を入力します。
ちなみに私は、デフォルトゲートウェイの設定にハマりました。

設定については以上ですが、その他参考にしたサイトを付け加えておきます。

(その他参考サイト)
Virtualboxのネットワークアダプタ
デフォルトゲートウェイの設定方法が参考になりました。(ハマりから脱出できました。)

(注1)ポイント1の「ホストオンリーネットワーク詳細」の「DHCPサーバ(D)」のデフォルト設定を見ると、192.168.56.100~254はDHCP用のIPアドレスとして使用される設定になっているので、末尾のアドレスは2~99を使用するのが良いと思います。

2012年6月16日土曜日

Acrobat 9 Standardでマスキング(墨消し)する方法

今日は某ボランティア団体の会報のバックナンバーをネットで公開するため、スキャンしたファイルと格闘中です。

昔(約20年前)の会報だと役員名簿などが含まれていたりして、個人情報に配慮されていなかったりします。なので、マスキング(墨消し)作業が必須になります。

ところが、ScanSnap S1500に付属のAdobe Acrobat 9 StandardにはPDFファイルの墨消し機能が無いらしいです。(以下のサイト参照)

PDFのマスキング(墨消し)

> 墨消ししたいところはイメージデータで消して再作成する
> くらいしか無いかと思います。


なので、少々手間がかかるけど墨消しする方法をメモしておきます。

おおざっぱな流れとして、、、

1.PDFファイルの中の墨消ししたい部分を長方形ツールなどで隠す。
2.PDFファイルをページ単位にJPEGなどの画像ファイルに分割する。
3.画像ファイルを結合して再度PDFファイルにする。
4.OCRテキスト認識をかける。

こんな感じになります。(ちなみに4はオプションです。透明テキスト付きPDFにしたい方は実行してください。)

細かい手順は省略しますが、操作自体はそれほど難しくないです。

難点は、ファイルサイズが大きくなることです。ScanSnapでスキャンしたPDFファイルの2~5倍ぐらいになりました。まあ、2MBが10MBになってもファイル数がそれほど多くないので、それほど気にはならないです。

ScanSnap Organizer の Runtime エラー対処方法

ScanSnap S1500を使っていたら、ある日突然Visual C++のランタイムエラーが出て、いろいろ試行錯誤した結果をまとめておきます。


1.動作環境
Lenovo ThinkPad T520(Windows7 64bit)


2.エラーの状況

ScanSnap Organizerを起動し、「検索可能なPDFに変換」→「対象ファイル一覧(T)」を表示させようとしたら、以下のエラーメッセージが出力される。

「PfuSsOrgOcrListは動作を停止しました」

で、このエラーメッセージが出た後に、Visual C++のエラーが出ます。
ウィンドウ名が「Microsort Visual C++ Runtime Library」
中のメッセージが「Runtime Error! (以下略)」


3.ヒントになったサイト


> ScanSnapシリーズ総合スレ Part23
> http://read2ch.com/r/printer/1321272446/
> No.729
> > ScanSnap Organizer で「Runtime Error!」が発生すること
> > につきましては、検索可能なPDFの対象ファイル一覧に
> > なんらかの不具合が発生しているために、今回のエラーが
> > 表示されている可能性がございます。

どうやらどこかのキャッシュファイルが悪さをしているようです。

確かに、「対象ファイル一覧」のウィンドウの中に「検索可能なPDF一覧」が残っていて、このファイルの文字列をテキスト変換できなくてエラーが出ているようです。なので、一覧からファイルの表示を消せばいいのですが、画面を操作する前にエラーで落ちてしまうので、キャッシュファイルを探すことにしました。


4.対処方法

以下のフォルダへ移動。(PCによっては別のフォルダになるかもしれません。)
C:\Users\[ユーザ名]\AppData\Roaming\PFU\ScanSnap Organizer

以下のファイルを削除して対応しました。
(実際の所、いきなり削除は怖いので、ファイル名を変えて試してみました。)
ExtAppsOrderSetting.ini
PfuSsOrgOcr.ini


以上、同じようなエラーが出て困っている方のお役に立てれば幸いです。



2012年5月19日土曜日

Thunderbirdの文字列折り返しのカスタマイズ

ごぶさたしています。

最近、メインのノートPCをThinkPad T520に変更したので、現在もろもろソフトをインストール&カスタマイズしております。

その中で、メール作成ソフト(メーラー)Thunderbirdの文字列が80文字の手前で自動折り返しされてしまうので、カスタマイズ方法を探してみました。

<iframe marginwidth="0" marginheight="0" src="http://b.hatena.ne.jp/entry.parts?url=http%3A%2F%2Fd.hatena.ne.jp%2Fkamuycikap%2F20091224%2F1261619509" scrolling="no" frameborder="0" height="230" width="500"><div class="hatena-bookmark-detail-info"><a href="http://d.hatena.ne.jp/kamuycikap/20091224/1261619509">Thunderbird3の文字の折り返しを変更する方法 - kamuycikap - SentenceDataBase</a><a href="http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/kamuycikap/20091224/1261619509">はてなブックマーク - Thunderbird3の文字の折り返しを変更する方法 - kamuycikap - SentenceDataBase</a></div></iframe>


> オプション → 詳細 → 一般 → 設定エディタ
> で、mailnews.wraplength の値を「0」にすればOK

ですね。なるほど。(kamuycikapさん、情報ありがとうございます。)

以前のバージョンだと自由に編集できたのですが、いつの間にか設定エディタのカスタマイズを選択すると「動作保障対象外になります!」という「いかつい」メッセージが出てきてビビります。


以下、テキストの折り返しについて気づいたことメモです。

もちろん、自動折り返し設定しなくてもメールを書くときは適当な位置で改行を入れます。

そもそも何で折り返し設定を解除しているかというと、自分なりのこだわり(らしきもの)があるからです。(自分でもあまり意識していませんでしたが。)

(理由1)自動改行ではなく、文節の切れ目で折り返したい。
      その方が読みやすそうだから、という何となくの理由です。
      逆にきちんと同じ位置で改行されていた方が読みやすい
      という人が多いかもしれませんね。

(理由2)長いURLを記述する時に改行されてほしくないから。
      今は短縮URLサービスがあるので、あまり意味がないかも。

あと、自動改行ではあまり関係ないですが、私の場合メールの硬い/柔らかさの度合いによって一行の文字数や改行の入れ方を変えていたりします。

 硬い文章:一行の文字が長い。
 柔らかい文章:一行の文字が短い。しかも空白行が多い。

硬い文章(=説明が長くなる文章)は、長々と説明しなければいけないので、一行に入る情報量を多くする必要があり、必然的に一行の文字数が長くなってしまうことが多いですね。

あまり厳密に使い分けてはいませんが、普段メール書いている時に考えていることを何気なく文章にしてみました。