2013年11月4日月曜日

外付DVDバスパワー不足の対策は回転状態を維持すること

一年前に購入したアイ・オー・データの外付DVDドライブ「DVRP-U8V」シリーズは、ACアダプターが無くても動作するので軽くて重宝している。

しかし、DVDからソフトウェアのインストールをすると、ドライブ(Dドライブとか)が一気に消えてインストールできなくなってしまうことが度々ある。

故障かな?とも思ったが、どうやらバスパワーの不足らしい。

(参考リンク)
  【PC】外付DVD「カクうす」バスパワーにはご用心【 I・O DATA】

バスパワー不足はアイ・オー・データも分かっているらしく、対策としてACアダプター「USB-ACADP5」が販売されている。ただし、値段が2,000円前後と高いので、何か対策は無いか考えてみた。

いろいろ試してみたところ、バスパワー不足になるのは、ディスクが停止した状態から一気に回転する時のようである。

車にたとえると、停止した状態から急加速するようなもの。確かに、一時的な電力不足になりそうだ。

急加速させないためには、常に走行状態にしてやればいいわけで、ディスクを高速回転状態にしてからソフトウェアをインストールしてみたらうまくいった。

具体的には、こんな感じ。

  1. DVDドライブにディスクを挿入。(この時、ディスクは若干回転を始める。)
  2. パソコン上にドライブ(例えばDドライブ)が見えたら、インストール用のファイル以外のファイルやフォルダをダブルクリックする。
  3. そうすると、ファイルの中身を読み込もうとして、DVDドライブの回転数が一時的に高速になる。
  4. ここぞとばかりにインストール用のファイルを起動する。

コツはディスクの回転数を徐々に上げるよう、ファイルやフォルダを読み込むこと。

ただし、ディスクによっては読み込み用のファイルやフォルダが無いので、高速回転状態に持っていくのが難しいかもしれません。

ただ、Dドライブが消えてしまう状態が何度も起こるようであれば、DVDドライブを常に回転状態にすると問題を回避できるので、ちょっとは試してみる価値ありです。

(余談)
一番良いのは、ACアダプターを買うことなんですけどね。でも、このDVDドライブをパスパワー付きのUSBハブにつないても、効果無かったです。

試していないけどバスパワー付きのUSBハブを持っている人は、「二又のUSBケーブル」があれば動くかもしれませんね。