以下、備忘録です。お金をかけずに今持っているハードとソフトでやり切ることにしました。
(やりたいこと)
- 動画ファイル(avi形式)を変換してPowerPointの中に埋め込みたい。
- 動画の中の一部だけを切り取って(クロップして)変換する。
- 変換時にずれたアスペクト比は元に戻す。
(使用ハード、ソフト)
- Windows10 PC
- PowerPoint 2010
言わずと知れた動画を埋め込みたいソフト。
- Windows ムービーメーカー(バージョン2012)
avi形式をmp4に変換するために使用しました。
なぜか、一部の動画のアスペクト比がずれて横長(960×720 → 916×338)に変換されたので、以下のYambのお世話になりました。
- Yamb(アスペクト比変換用)
インストーラを使うと危険という評判なので、ZIPファイルを解凍して使用しました。
- Macbook Air
- iMovie(バージョン10.1)
プレゼンで紹介するのは動画の中の一部だけなので、一部を切り取って(クロップして)変換しました。
(手順)
- avi形式のファイルをmp4形式に変換(Windowsムービーメーカー)
ここで動画が横長に変換されましたが、気にせず次に進みました。
- avi形式のファイルをmp4形式に変換(Windowsムービーメーカー)
- 動画の一部を切り取り(クロップ)(iMovie)
ムービーメーカーではできなかったので、iMovieに読み込ませてクロップしました。
こちらの記事を参考にしました。
ちなみに、iMovieでファイルを保存する場合は、「ファイル」→「共有」→「ファイル...」を選択します。(「保存」ボタンが無いので、どうやって保存したらよいか最初分からなかったです。)
- Yambの設定
再びWindowsに戻ってYambを起動します。
「Yambのインストーラを使うとスタートメニュが壊れる」という記事があったので、私はZipファイルを解凍して使いました。(インストールせずにYamb.exeをそのまま起動)
こちらの記事を読み、YambとMP4Boxをダウンロードしました。
MP4BoxはGPACというフレームワークの中に入っています。まずは、GPACをインストールします。
Zipファイルから解凍したYamb.exeを起動し、まず、「設定」→「詳細設定」→「MP4Box」を選択し、「実行ファイル:」にMP4Boxのパスを指定しておく必要があります。
(私の場合、「C:\Program Files\GPAC\mp4box.exe」になりました。)
- Yambでアスペクト比を変換
あとは、こちらの記事にあるように、アスペクト比を変換します。
ただし、設定するアスペクト比「Pixels Aspect Ratio:」で「Custom...」を選択し、「720」:「960」と入力しました。横長の画像を縦長にするために、右側の方を大きくします。
4:3の画像がさらに横に4:3に広がったらしいので、「アスペクト比を3:4で逆転させた」というわけです。
以上で終了です。最初から動画の万能ソフト(有料)を用意しておいた方が時間もかからなくて済んだかもしれません。
とはいえ、滅多に使うことがないだけに、購入には二の足を踏んでしまいますね。しかも高級な動画ツールは、多機能すぎてどこ触っていいかわかりませんし。(^^;)