Mac mini (Late 2014)のHDDが重くてしょうがないので、SSDに換装しました。
今のところトラブルなく、ストレスもなく動いています。1万円少々の出費で済むならもう少し早くにやっておけばよかったと後悔しています。(^^;)
組み立て分解の詳しいサイトを見ながら行えば特にトラブルは発生しないと思いますが、くれぐれも換装は自己責任でお願いいたします。
(目次)
- 事前に準備するもの。
- 分解と組み立て
- データ復旧時の注意点
1. 事前に準備するもの
(1) Timemachineバックアップデータ(外付けHDD)
(2) SSD本体(1TB以上)
(3) 分解用工具
(3) 無線LAN、Wifi環境SSDにMacをインストールする場合、無線LAN経由でインターネットからMac OSをインストールする必要があります。有線でのインストール方法もあるのかもしれませんが、有線でのインストール方法が見つけられなかったので、試行錯誤の挙句、無線LANを使いました。 |
2. 分解と組み立て
3.データ復旧時の注意点
ここが一番苦労しました。いくつかつまずいた点を書いておきます。
(1) 無線LANを使う。(有線LANでの復旧は難しい?)
Mac miniをLANケーブルで接続してインターネットに接続していたため、データ復旧時もそのまま使えるだろうと思っていたのですが、[Command]+[R]で起動してもいつまで経ってもインターネットの接続する気配なし。
色々調べても有線LANで復旧する手順が書かれているサイトが見当たらなかったので、無線LANで接続しました。
ここで一つだけ注意することがあります。Wifiルータに接続できる機器にMACアドレス制限かけている場合は、ルータのMACアドレス制限を一旦外しておく必要があります。(有線LAN接続のMACアドレス制限は多分していないと思うので。)
(2) 最新のmacOSのインストーラが現れない。
Timemachineで復旧する際には、[Command]+[R]でMacを起動してからmacOSをインストールする必要があります。
元々のMac miniに入っていたmacOSのバージョンと、復旧時にインストールするmacOSのバージョンを合わせる必要があるのですが、最初に現れたのが山の写真のインストーラ(おそらく、OS X 10.11 El Capitanあたり)でした。
他のインストーラを選択できるようなメニューも見当たらなかったので、「もはやこれまで」と途方に暮れましたが、何度かトライアンドエラーして再起動を繰り返すうちに、インストールできるmacOSのバージョンが徐々にバージョンアップしていきました。
おそらく[Command]+[R]で起動させるのではなく、
- [Option]+[Command]+[R]
- [Shift]+[Option]+[Command]+[R]
- Intel 搭載の Mac では、「option + command + R」キーを起動時に使い、お使いの Mac と互換性があるうちでいちばん新しい macOS にアップグレードできます。
- Intel 搭載の Mac に macOS Sierra 10.12.4 以降を搭載していた場合は、「shift + option + command + R」キーを起動時に使い、Mac に当初搭載されていた macOS か、それにいちばん近い現在も提供されているバージョンをインストールできます。
(参考2)起動時に現れたインストーラ
- 最初のインストーラ OS X 10.11 El Capitan
- 次に現れたインストーラ macOS 10.14 Mojave(おっ、新しくなった!でもまだ砂漠かよ、、)
- その次に現れたインストーラ macOS 10.15 Catalina(やった、Big Surまであと一歩!)
- 最後に現れたインストーラ macOS 11 Big Sur!
(3) 古いHDDだと復旧が遅い。
最初使っていたTimemachine用のHDDは、バックアップしている時から書き込み時間がやたら遅かったのですが、いざ復旧に使ってみると遅すぎて話になりませんでした。2日放置しても復旧完了したファイル数がそのままだった、なんてことがありました。(>_<)
平日の帰宅時間が遅く、分解組み立ては週末にしか作業ができないので、最終的に換装が完了するまでに2週間かかりました。
IT関連の古い機器は迷わず断捨離した方がいいですね。
後から使えると思って後生大事にしまっておいたら痛い目に遭います。
この記事がみなさんの役に立てますように。