2016年1月11日月曜日

動画ファイルをPowerPointに貼り付けるのに一苦労(画像のクロップ、アスペクト比変換)

プレゼン用PowerPointファイルに動画を埋め込むだけなのに、予想以上に苦戦しました。

以下、備忘録です。お金をかけずに今持っているハードとソフトでやり切ることにしました。

(やりたいこと)

  • 動画ファイル(avi形式)を変換してPowerPointの中に埋め込みたい。
  • 動画の中の一部だけを切り取って(クロップして)変換する。
  • 変換時にずれたアスペクト比は元に戻す。

(使用ハード、ソフト)

  • Windows10 PC
    • PowerPoint 2010
      言わずと知れた動画を埋め込みたいソフト。
    • Windows ムービーメーカー(バージョン2012)
      avi形式をmp4に変換するために使用しました。

      なぜか、一部の動画のアスペクト比がずれて横長(960×720 → 916×338)に変換されたので、以下のYambのお世話になりました。
    • Yamb(アスペクト比変換用)
      インストーラを使うと危険という評判なので、ZIPファイルを解凍して使用しました。
  • Macbook Air
    • iMovie(バージョン10.1)
      プレゼンで紹介するのは動画の中の一部だけなので、一部を切り取って(クロップして)変換しました。

(手順)

  • avi形式のファイルをmp4形式に変換(Windowsムービーメーカー)
    ここで動画が横長に変換されましたが、気にせず次に進みました。

  • avi形式のファイルをmp4形式に変換(Windowsムービーメーカー)

  • 動画の一部を切り取り(クロップ)(iMovie)
    ムービーメーカーではできなかったので、iMovieに読み込ませてクロップしました。

    こちらの記事を参考にしました。

    ちなみに、iMovieでファイルを保存する場合は、「ファイル」→「共有」→「ファイル...」を選択します。(「保存」ボタンが無いので、どうやって保存したらよいか最初分からなかったです。)

  • Yambの設定
    再びWindowsに戻ってYambを起動します。

    Yambのインストーラを使うとスタートメニュが壊れる」という記事があったので、私はZipファイルを解凍して使いました。(インストールせずにYamb.exeをそのまま起動)

    こちらの記事を読み、YambMP4Boxをダウンロードしました。

    MP4BoxはGPACというフレームワークの中に入っています。まずは、GPACをインストールします。

    Zipファイルから解凍したYamb.exeを起動し、まず、「設定」→「詳細設定」→「MP4Box」を選択し、「実行ファイル:」にMP4Boxのパスを指定しておく必要があります。

    (私の場合、「C:\Program Files\GPAC\mp4box.exe」になりました。)

  • Yambでアスペクト比を変換

    あとは、こちらの記事にあるように、アスペクト比を変換します。

    ただし、設定するアスペクト比「Pixels Aspect Ratio:」で「Custom...」を選択し、「720」:「960」と入力しました。横長の画像を縦長にするために、右側の方を大きくします。

    4:3の画像がさらに横に4:3に広がったらしいので、「アスペクト比を3:4で逆転させた」というわけです。

以上で終了です。最初から動画の万能ソフト(有料)を用意しておいた方が時間もかからなくて済んだかもしれません。

とはいえ、滅多に使うことがないだけに、購入には二の足を踏んでしまいますね。しかも高級な動画ツールは、多機能すぎてどこ触っていいかわかりませんし。(^^;)